2014年12月16日火曜日

シリーズ なぜこの教会にしたの? Vol. 5 おどちゃん

 おどちゃん(米軍士官妻・看護士)

http://www.calvarykb.org/index.php/about-jc/why-jc/far/38-odo


JCに来たきっかけ

JCの方の友だちの紹介で、JCを知り行きました。

JCの何がよかったのか

知主夫さんのメッセージが、毎回、毎回、基本に戻っていることがよかったです。主イエスがなんのために十字架で死なれたのか? なぜ私を救いに来られたのか? 罪とは何か? 恵とは何か? 神の愛や神の命令は何か? 悔い改めとは何か? 以上の基本が語られていました。それらを忘れがちで、自己本意になりやすい私にとって、毎回、以上の基本を思い出させて頂いたことがよかったです!

なぜJCに決めたのか

教会の中でさえ、人間関係に問題が起こります。以前の私は「同じ聖書を学び、同じ愛について多く語られるのに、なぜこんなにも問題があるのか?」と考えさせられていました。「神が言われる【愛】とは何なのか?」と、祈り求めていました。

多くのJCの人たちが一致して、神が命令する【愛】を祈り求めていました。みなの対応や話し方に、人間くさい表面的な愛でなく、神の愛を感じました。JCの多くの人たちが主イエスにあって一致しているときに、聖霊が働いているのを感じました。この教会だったら、たとえ問題があったとしても成長できると思うことができました。そして、その思い通りに参加し続けることができました。

JCの推薦できるところ

JCの推薦できるところは、教え、祈り、交わりが、バランスとれているとろです。


感想by牧仕

◉感想その1


「メッセージが、毎回、毎回、基本に戻っていることがよかった」と、おどちゃんは言っています。


聖書には、ミルクと固形物のことばの二種類があります。ペテロは、聖書のことばのミルクを飲めば、成長し、救いを得られると言っています。「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです。」(Ⅰペテロ2:2)

次に固形の食物について、ヘブル人への手紙を書いた人は、次のように言っています。「しかし、堅い食物はおとなの物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です。」(ヘブル5:14)

実は、聖書を読むときに、まずミルク、そして固形物の両者を摂取していくことが、クリスチャンの成長には欠かせません。ミルクは、おどちゃんが言っているように、基本的な真理です。大切なことなので、彼女の言葉を繰り返させてください。

「主イエスがなんのために十字架で死なれたのか? なぜ私を救いに来られたのか? 罪とは何か? 恵とは何か? 神の愛や神の命令は何か? 悔い改めとは何か?」 

「以上の基本が(JCでは)語られていました。それらを忘れがちで、自己本意になりやすい私にとって、毎回、以上の基本を思い出させて頂いたことがよかったです!」

だれもが、基本を繰り返して思いめぐらす、つまり十分に純粋なミルクを飲んで成長していく必要があります。次に、その延長線上で、神のことばの固形物を食べる必要もあるのです。クリスチャンの人生において問題や苦しみがあるのは当然のことです。旧約聖書も新約聖書も、人間が遭遇する問題や苦しみについて書いています。

イスラエルの王様、ユダヤ人のヒーローであるダビデ本人の問題や罪についても、はっきりと書かれています。また、主イエス・キリストの弟子たちの問題や罪についても例外ではありません。さらに驚くことに、新約聖書の手紙と黙示には、教会の問題や罪についてもはっきりと書かれているのです。

クリスチャンも不完全な者たちの集まりです。その不完全さを責めて反発し合うのではなく、お互いキリストの姿へ工事中の身として、互いの工事を助け合うために賜物が与えられるというのが聖書の約束です。

「あなたがたは御霊の賜物を熱心に求めているのですから、教会の徳を高めるために、それが豊かに与えられるよう、熱心に求めなさい。」(Ⅰコリント 14:12)

教会とは、キリストの身体です。そして、私たちクリスチャン一人一人が、キリストの身体の部分なのです。つまり、聖霊の賜物を求めるのは自分自身を高めるためではなく、他の身体の部分の徳(キリストの性質)が高められるために、その賜物を求めるのです。

それにも関わらず、お互いに不完全なので、キリストに仕え、互いに仕え合う中でも、残念ながら問題は起こります。

霊的に成長するための固形物食料について、ヘブル人の手紙を書いた人は次のように言っています。「堅い食物はおとなの物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です。」(ヘブル5:14)何が悪いのかをはっきりと見分けるとき、その悪い状態に対処し、良い状態へと回復させ、その状態を保たせるときに必要な神のことばが、堅い食物です。

神との基本的な愛する関係が土台になっていないときは、堅い食物はとても堅くて消化できないでしょう。また、神と、神の民に仕える経験が少ないときには、聖書の固形物の言葉は消化不足になるでしょう。

おどちゃんは、「教会の中でさえ、人間関係に問題が起こります。」と言っています。

イエス・キリストは、まったく罪のないお方でしたが、キリストのからだである教会は不完全な人間の集まりです。その不完全な人間同士が、完全を目指してお互いに助け合うのが、キリストのからだ、つまり教会のひとつの大きな目的です。

そのことが理解できた上でなければ、堅い食物は消化するのは困難です。
逆に、そのことが理解できれば、堅い食物を消化する準備ができているのです。

感想その2

おどちゃんは、教会について、以下のように言っています。

「同じ聖書を学び、同じ愛について多く語られるのに、なぜこんなにも(教会の中に)問題があるのか?」と考えさせられていました。「神が言われる【愛】とは何なのか?」と、祈り求めていました。」

「この教会だったら、たとえ問題があったとしても成長できると思うことができました。そして、その思い通りに参加し続けることができました。」



私たちの教会も、多くの教会同様、人間関係に問題は起こります。逆に、全く人間関係に問題が起こらない教会があるのでしょうか? 恐らく、全く人間関係に問題が起こらない教会は存在しないのではないでしょうか。それは、互いに集まる人間があなたと私を含めて完全ではないことに原因があります。

読者の皆様も1つ以上教会に参加されたことがある方がいらっしゃると思います。私は比較的多くの教会に出席し見る機会が与えられた者だと思います。日本でも、約30ほどの教会の交わりに参加させていただき、アメリカでも10くらいの教会に参加させていただいたことがあります。それでも少ない事例の中で、思ったことですが、完全な教会など存在しません。牧仕もリーダーも不完全ですし、役員も、長老も、小リーダーも、兄弟姉妹もみな不完全な者の集まりです。

この不完全な者たちの集まりの中で起こる問題を解決するために、お互いに確認したいことが2点あります。

まず最初に、基本中の基本のことですが、不完全な者な罪人のためにイエス・キリストが十字架で苦しみ代わりに死んでくださったのです。このキリストにおいてのみ、私たちは罪が赦され、父なる神に子どもとして受け入れられるのです。だからこそ、「あなたがた(私たち)もキリストが赦してくださったように互いに赦し合いなさい」と命じられています。

自分が悪い、自分の罪が分からない者が多くいる教会や群れやグループでは、必然的に赦されたことが分からない者が多くいることになります。自分の罪が赦されたことが理解できない者が多ければ多いほど、赦し合うのは困難です。問題の多くは、自分が赦されたように互いに赦し合うときに解消へと向かいます。



 お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。(エペソ4:32)



次に、不完全な者が、神に助けられて完全を目指すのが、教会の基本です。この基本についての理解が与えられている者が多ければ多いほど、問題は少なくなります。しかし逆に、この基本についての理解が、神から与えられている人が少なければ少ないほど、人間関係の問題は多くなります。

完全な方は、イエス・キリストだけです。この方の心のように各自の心が変えられるために、また、そのために互いに仕え合うように、神は私たちを呼ばれました。

あなたと私たちの教会にも、以下のような人々が与えられますように!


1)キリストがあなたと私を赦されたように、互いに赦し合う人々

2)キリストが霊的な成長を助けるために仕えられたように、互いに仕え合う人々

以上のような人々が多く与えられますように!



「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」(Ⅱコリント 3:18)




さらに違う方々の分ち合いを読みたい方は、いかのリンク先からお読みください。

http://www.calvarykb.org/index.php/about-jc/why-jc/far/38-odo






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